モチベーション=お天気理論
育休開始からずいぶん日が経ち、仕事から離れた事で己の仕事観みたいなものを客観視しておきたいなーと思い至り、キーボードを叩いてみる。モチベーションって良く耳にするけど自分の場合、『周りからの感謝や自分で自分の仕事に納得出来るかどうか』という極狭なモチベーション概念なので、基本的に自分の周囲すべての人間関係(上司部下同僚に限らず家族や友達、たまたま知り合った人、果てはSNSも含む)に依存してしまう。自分のモチベーション概念は、組織としては使いにくいだろうし、決して褒められた事でないのだと理解はしていて、色々変えようと試みたものの(診断をうけたりもした)、もうこれは生まれついた性格であり個性であり、変えられないと諦めた。
まぁでも、長く仕事をしてきていると図太くなることもあり「弱みこそ最大の強みになりえる」とも思っていて(ありがとうと言われただけで爆上がりする自分のモチベーションは燃費がいいと思う)、モチベーションの事で何か言われても自分を卑下したりはなくなった。周りの若い子を見ると(自分自身のモチベーションに興味があるかないか)結構両極端で、他責の意識が強い子以外はどちらであってもトータルの仕事振りには変わりがないように思う。ずっと高いモチベーションでいられたら別だけど、モチベーションなんて上下する。上がる以上下がることもあって、上がりにくければ下がりもしにくい訳で。モチベーションは天気みたいなもので、自分がどうなのか、今どうなのか把握しようとすることに意味があって、結果は外れてもいいし、当たった所でどうということもない。
モチベーション=お天気理論と命名しているが、賛同を得られた事は、まだ無い。
モチベーションの他に仕事をする上で大事な事って何だろう。仕事観って何だろう。考えてひねり出そうとしても何も出てこない。そんなに難しく考えて生きてきてないし、高尚とはほど遠い所にいる自分でも、何かもう少し位あってもいいだろうに、出てこない。
渋沢先生は商売をする上で大事な事は「論語と算盤」だと言った。相反する道徳と経済を両立させることが大事であると言った。自分は社会の一歯車であって、何か大きな事を成したりする事はないので「道徳と経済」ではなく自分なりの相反する何かを見つけていきたい。今の所仕事をスムーズにこなすのに大事な事は「ルール(決まり、規定など)と仕組み(決まりを実行させる物理的手段)」だと思ってはいるけれど、これはマネジメント手法の1つでしかないし相反するものでもない…。
復帰したら、仕事観について考えながらお仕事したいなぁ。
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